Tokyo Chunichi 東京中日體育報 2005.05.25
TOKIOの長瀬、最後の「白線流し」
初主演から10年



 TOKIOの長瀬智也(26)が16歳で初主演したフジテレビ系=東海テレビの人気ドラマシリーズ「白線流し」が、同局で今秋放送予定のスペシャル「白線流し~夢見る頃を過ぎても」でシリーズを完結することになった。同局が24日、発表した。

 同ドラマは、長野県松本市を舞台に、主人公の大河内渉(長瀬)と、七倉園子(酒井美紀=27)ら、夢や恋に揺れ動く7人の若者たちの姿を描く青春群像劇。連続ドラマ終了後、1997年、99年、2001年、03年と4回にわたって、スペシャルが放送され、松本北高校を卒業した渉らの“その後”を描いてきた。

 第5弾となる最終章は、青年海外協力隊で知り合った美里(原沙知絵=27)と高山で一緒に暮らす渉と、松本で教師をしている園子が再び出会い、それぞれの試練を乗り越えていく。

 96年1月期の「白線流し」で初主演から10年にわたって渉を演じ続けてきた長瀬は「僕らTOKIOも、去年の9月にデビュー10周年を迎えたんですけど、同じくこのドラマも10年を迎えるんですから、本当にすごいこと」と目を細めた。

 また、今作でドラマが完結することについては「『白線流し』は僕の原点。正直言うと、終わってほしくないですね。でも、いつの日か、同じキャスト、スタッフでやれる機会があったらうれしい」と新たな目標を口にした。

 フジテレビの本間欧彦プロデューサーも「高校卒業からの7人を、21世紀をまたいで10年は追いたいと、最初のシリーズ制作時に決めた『とき』が来たということ」と話す一方で「いつかまた、強い友情で結ばれたすてきな7人と会いたいと思っています」と、何らかの形での“再演”をにじませた。

 最後の「白線流し」は、今秋2時間半スペシャルとして放送。共演は、京野ことみ、柏原崇、馬渕英里何、中村竜、遊井亮子ら。 (江川悠)


(中日體育報的新聞網頁, 將保留約半個月)






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